VRHandsFrame

Google Cloud Vision APIを利用する

VRHandsFrameでは、Google Cloud Vision API(以下、Vision API)による画像認識・文字認識を利用可能にしています。

Vision APIを利用すると、翻訳機能実行時にデフォルトの状態よりも高精度の文字認識が可能になりますが、以下の導入条件・注意事項があります。

  • Google Cloud PlatformとGoogleアカウントの連携(携帯電話番号・クレジットカードまたはPaypalアカウントが必要)
  • 1001回目以降の文字認識には従量課金が発生する可能性がある

VRHandsFrame上でのVIsion APIの動作はオプションの機能として位置付けています。Google Cloud Platform(GCP)の運用は、利用者の自己責任で行なってください。

※2022年5月時点の導入手順です。Google側の仕様変更やVRHandsFrameのアップデートによって、手順に変更が加わる可能性があります。

目次

  1. Google Cloud Platform(GCP)とGoogleアカウントの連携
  2. Cloud Vision APIの有効化
  3. API Keyの発行
  4. API KeyをVRHandsFrameに設定する
  5. GCPの試用期間とフルアカウント有効化について
  6. 無料で利用できるVision APIの回数制限について

1.Google Cloud Platform(GCP)とGoogleアカウントの連携

GCPとGoogleアカウントの連携を行います。

あらかじめGCPを利用したいGoogleアカウントでログインを行なってください。
Chromeブラウザをお使いの場合は、GCPを利用したいGoogleアカウント”以外”を、Chromeからログアウトさせてください。

その後、GCPを利用したいGoogleアカウントにログインした状態で、このリンクを開いてくだい。表示内容に従い、GCPとGoogleアカウントの連携を進めてていただきます。

GCPとGoogleアカウントの連携には、SMS認証用の「携帯電話番号」と、支払い請求用の「クレジットカードまたはPaypalアカウント」が必要です。

Googleアカウントの連携が完了後、質問への回答を求められます。
手順を簡略化するため以下のように回答し、「完了」をクリックしてください。

Google Cloudを検討するようになった理由:
「特定のプロダクト、サービス、APIを使用するため」

Google Cloud で何をやりたいですか?:
「その他のAPI(Text-to-Speech、Speech-toText、Visionなど)」


GCPのチュートリアルはスキップして問題ありません。

2.Cloud Vision APIの有効化

GCPホームの左メニューから、「APIとサービス」の「有効なAPIとサービス」を選択してください。


次の画面で、「APIとサービスの有効化」を選択してください。


次の画面で「Cloud Vision API」を選択してください。表示されていない場合は検索ボックスで”Vision”と検索してください。

Cloud Vision APIの概要画面が開かれます。「有効にする」をクリックしてください。

しばらくすると画面が自動的に切り替わり、Cloud Vision APIが有効になります。

3.API Keyの発行

VRHandsFrameに設定するAPI Keyの発行を行います。

Cloud Vision APIの詳細画面から、「認証情報」を選択してください。


次の画面で、「認証情報を作成」の「APIキー」を選択してください。

APIキーが作成されます。作成されたAPIキーをコピーしてください。


後からAPIキーを確認したい場合は、認証情報画面にて「鍵を表示します」をクリックしてください。

4.API KeyをVRHandsFrameに設定する

手順3でコピーしたAPI KeyをVRHandsFrameに設定します。Vision API用configファイルをテキストエディタ等で直接編集してください。Vision API用configファイルは、以下のパスにjson形式のファイルで保存されています。

\VRHandsFrame_Data\StreamingAssets\config\vision_api.json

configファイル内の「key」のパラメータ値に、手順3でコピーしたAPI Keyをペーストしてください。「updateAt」と「ocrCount」パラメータは初期設定のまま変更しないでください。

configファイルを編集した後は、テキストエディタを必ず閉じるようにしてください。configファイルを開いたままの状態だと、Vision APIを正常に利用できなくなる可能性があります。

最後に、VR上でダッシュボードを操作し、「詳細設定2」タブの「文字認識にGoogle Cloud Vision APIを利用する」項目をONにしてください。

手順1~4までの設定が正しく行われていれば、VRHandsFrame上でVision APIを利用することが可能になります。ただし、GCPの試用期間が終了するとAPIが停止してしまうため、継続して利用したい場合は必ずフルアカウントを有効化してください。(次項目で説明)

5.GCPの試用期間とフルアカウント有効化について

GoogleアカウントとGCPとの連携を初めて行なった際は、90日間の試用期間(+300$相当のGCP用クレジット)が設けられます。

試用期間が終了すると、作成したAPI Keyが利用できなくなってしまうため、継続して利用したい場合は以下の手順でGCPのフルアカウントを有効化してください。

GCPホームの左メニューから、「お支払い」を選択してください。

次の画面で、右下の青色ボタン「アップグレード」をクリックしてください。

最後に「有効化」を選択し、フルアカウントを有効化します。

6.無料で利用できるVision APIの回数制限について

Vision APIは、毎月最初の1000回まで無料で利用することができます。VRHandsFrameでは、「テキスト検出」にVision APIを利用しています。

1001回目以降は、1000回を1単位として、月ごとに1.5$×[単位数]の料金がGCPに紐つけたGoogleアカウントに対して発生します。ご注意ください。
アカウント連携時に付加された300$相当のクレジットが優先的に支払いに利用されるので、高額な請求が急に発生することは無いと思います。

VRダッシュボード上の「詳細設定2」タブに、VRHandsFrameがカウントした毎月のVision API実行回数を表示させています。この数値は実際のAPI実行回数と異なる場合があるため、あくまで参考値としてご利用ください。実行回数の表示は月初めにリセットされるようにしています。

VRHandsFrameがカウントしたAPI実行回数は、API Keyと同じくvision_api.jsonファイルに保存しています。VRHandsFrameのバージョンアップ時は、古いvision_api.jsonファイルを新しいVRHandsFrameの同じ場所に上書きコピーしてください。