作詞・作編曲:ぶるげ
ボーカル:悠音トト(UTAU)
幾多の困難を越え そいつはやって来る 誰も気が付かない 忘れられた部屋まで 「どうして、そこまでするんだ?」 答えはいつも 無言で伝えてる 気がしたわけだが その力はもう必要じゃないんだ 僕に言う権利は無いんだろうが 小さなこの身を削って 虚ろな心を保って生きてるよ フェイルクライマー 誰が為にその手を汚すのか 足元の支えは いつ崩れるか知らねえぞ カラになってる 僕の部屋の前で 一瞬止まってくれるだけで 十分なんだ いつまで経っても 退かないような頑固野郎 代わりに僕がもう 本気を出すから それであなたが 満足してくれるなら 構わないでくれよ 一人でやれるさ 喜怒哀楽の外側に 浮かびはじめたものただ一つだけ それを受け入れない限り いつまでも閉じ込められたままなんだ フェイルクライマー その手に行き先を書いとけ 見落とした景色を また失わないように 今少しだけ 退いてくれるのなら ありがとうございました って叫んでやるよ そして扉を こじ開けて外に出た 落ちていた金の鍵使って 開くこともせず 同時に気づいた あなたの大きな影 「あと一歩、踏み出せたな」って 聞こえるじゃんか フェイルクライマー 空っぽになった部屋の隅 見つけだしたものは ガラクタの山か その中に光る一つを 取り出して 掲げてみれば 驚くんじゃないか?