見上げた先に

作詞・作編曲:ぶるげ
ボーカル:重音テト(UTAU)

憂いを貯めるのも不安を吐き出すのも そこに違いは無くて
頭でっかちでも頭からっぽでも 時間は既に流れてる

楽しみだったものは 順番に消えてくけど
遠くのあの場所は まだいつも通りで拍子抜けだ

疲れたなら帰っておいで 窓も扉も開けておくから
そんな言葉さえも 受け流したりして馬鹿みたいだな
いつになるか分からないけど 好きなおかずは忘れないでね
嘘も愛も背負い込んで 君の背中だけ追いかけてゆく


準備万端でも注意散漫でも そこに違いは無くて
今日を過ごすための興味を持ってきたら "次へ進む"が押されてる

並んで歩く君が 軽々飛んでく中で
焦りも悩みもせずに 下向いて石ころ蹴飛ばしたりして

今日も元気に過ごしてますか 手にしたものはどこにありますか
二つ返事の声に 理由も無く胸を痛ませながら
大切なもの見つけましたか 夢の続きを聞かせてみせて
なりも振りも迷ったら 君とのひとときを思い出すんだ


今日も元気に過ごしてますか 手にしたものはどこにありますか
いつかの君は置いていくんだ 蹴飛ばしたもの拾い上げて
見上げた先に


疲れた時はそばに居させて ひとつくらいの期待を持って
変わりのないスピードじゃ 追いつけないけれど俯かないよ
真っ赤な色のこの約束が 覆るのは決して無いんだ
なりも振りも迷ったら いつだって映るんだ
見上げた先に